3月配当落ち——来年以降に仕込みたい高配当銘柄まとめ

3月は日本株の配当権利確定が集中する月だ。権利付き最終日に向けて株価が上がり、権利落ち日に下がる——この動きは毎年繰り返される。今年は乗り遅れたとしても、来年以降の参考に高配当銘柄をまとめておく。

まず知っておきたい基本

3月末に配当の権利が確定する銘柄を買うには、権利付き最終日までに保有している必要がある。2026年は3月27日(金)が権利付き最終日で、翌28日が権利落ち日だ。

権利落ち日には配当分だけ株価が下落する傾向がある。つまり「権利直前に買って配当をもらっても、株価下落で相殺される」ことも多い。長期保有目線で、権利落ち日以降に仕込むのも一つの戦略だ。

注目の3月高配当銘柄

AOKI ホールディングス(8214)

紳士服業界2位。予想配当利回りは約4.4%と高水準で、配当性向50%以上またはDOE3%以上という明確な還元方針を掲げている。株主優待も「AOKI」「快活CLUB」などで使える割引券があり、配当+優待の二刀流が魅力だ。

丸三証券(8613)

配当利回りが6%台と高水準。株主優待で海苔や新潟県ブランド米がもらえる。最低投資金額が約10万円台と手が出しやすい点も魅力だ。

FPG(7148)

航空機や船舶のオペレーティングリースを手がける金融会社。配当利回りは6%超と高い。ただし業績の変動リスクもあるため、財務状況の確認は必須だ。

高配当株を選ぶときの注意点

高配当銘柄を選ぶうえで自分が気をつけていることを3つ挙げる。

① 配当利回りが高すぎる銘柄は要注意

利回りが高い理由が「株価が下落しているから」という場合がある。業績悪化や減配リスクを確認してから判断したい。

② 連続増配かどうかを確認する

単に今年の利回りが高いだけでなく、毎年増配を続けている銘柄は信頼度が高い。花王や三菱HCキャピタルのように10年以上連続増配している銘柄は安定感がある。

③ 配当性向を見る

配当性向が100%を超えている銘柄は、利益以上に配当を払っている状態だ。持続性に疑問があるため避けた方が無難だ。

来年以降の戦略——権利落ち日以降に仕込む

毎年3月の権利落ち日以降は、高配当銘柄の株価が一時的に下がりやすい。長期保有が前提なら、この時期に少しずつ仕込んでいくのが自分のスタイルだ。焦って権利直前に買うより、落ち着いて権利落ち後に買う方が結果的にコストを抑えられることが多い。

来年の3月に向けて、今から候補銘柄をウォッチリストに入れておくことをおすすめする。

ちなみに私は「KDDI(9433)」、「OBIC(4684)」、「AOKI ホールディングス(8214)」をもっている。

KDDI(9433)——24期連続増配、通信インフラの安定感

KDDIは2026年3月期に24期連続増配を達成する見通しで、予想配当利回りは約3%。配当性向は42%台と利益で十分にカバーされており、減配リスクが低い。通信インフラという安定したビジネスモデルを背景に、毎年着実に増配を続けている。長期保有の安心感という点では、自分が最も信頼している銘柄の一つだ。あと個人的にKDDIが大好きで、auPAYなど生活圏もまとめており、個人的にかなり応援している。早くauPAYカードブラックとかプラチナとか作ってほしい。

OBIC(4684)——高配当ではないが連続増配の超優良株

OBICは配当利回りこそ2%前後と高配当とは言えないが、31年連続最高益という驚異的な実績を持つ。毎年増配を続けており「将来の高配当株候補」として長期保有目線で持っておく価値がある銘柄だ。業績も直近で二桁成長を続けており、安定感は抜群だ。「Saasの死」なんぞ知ったこっちゃない。OBIC7は偉大なシステムだと思っているので、下がったらもっと買いたい銘柄である。

AOKIは快活クラブをよく利用するので、優待目的で保持している。

※この記事は投資判断の参考情報であり、特定銘柄の購入を推奨するものではありません。投資は自己判断・自己責任でお願いします。

Comments

No comments yet. Why don’t you start the discussion?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です