2026年のNISA成長投資枠(240万円)をほぼ使い切った。どんな銘柄をどんな考え方で選んだか、全部公開する。
NISAの枠、おさらい
NISAには2種類の枠がある。
- 成長投資枠:年間240万円——個別株や投資信託を自由に買える枠
- つみたて投資枠:年間120万円——積立投資専用の枠
どちらも運用益・配当が非課税になる。特に高配当株との相性が抜群で、通常なら配当に20.315%課税されるところが、NISAなら全額手取りになる。
方針:高配当×成長のミックス
今年のポートフォリオを組む際、方針をざっくり決めた。
- 高配当株でNISAの非課税メリットを最大限活かす
- 成長株も一部入れてバランスをとる
- 業種を分散させてリスクを下げる
配当狙いだけだと成長性に欠け、成長株だけだと配当メリットを活かせない。両方ミックスが今の自分にはちょうどいいと判断した。
2026年 成長投資枠の購入銘柄
実際に買った銘柄は以下の通り。
| 銘柄 | 証券コード | 種別 | 概算金額 |
|---|---|---|---|
| KDDI | 9433 | 通信・高配当 | 約83万円(300株) |
| オービック | 4684 | 成長・ERP | 約39万円 |
| 三菱UFJ | 8306 | 金融・高配当 | 約28万円 |
| 第一三共 | 4568 | 医薬品・成長 | 約28万円 |
| マクニカHD | 3132 | 半導体商社 | 約23万円 |
| 東京メトロ | 9023 | インフラ | 約16万円 |
| ビックカメラ | 3048 | 小売・優待 | 約17万円 |
| 楽天グループ | 4755 | IT・EC | 約8万円 |
合計で成長投資枠をほぼ満枠(97%)まで使い切った。
楽天グループをNISAで買った理由
実は楽天グループはすでに特定口座でも保有していて、現在-12.9%の含み損状態だ。それでもあえてNISAでも買った理由がある。
NISAで買い増しておいて、含み益が出た時点で特定口座の分を売却する作戦だ。特定口座の売却益と損失を相殺(損益通算)することで節税になる。少しマニアックだが、NISAと特定口座を組み合わせた節税戦略として使える。
つみたて投資枠はオルカン一択
つみたて投資枠は月10万円でeMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)を積み立てている。年間120万円で満枠になる計算だ。
オルカンにした理由はシンプルで、海外の個別株や市場をいちいち調べるのが正直めんどうだからだ。米国株・欧州株・新興国株を全部まとめて一本で持てるオルカンは、海外投資を「丸投げ」できる点が自分に合っている。考えなくていいのが一番の魅力だ。
もともと月5万円だったが、WealthNaviを解約してその分をこちらに回した。WealthNaviは年1%の手数料がかかる上に税制優遇もない。キャッシュバック1万円を目当てに始めたが、目的を達成したので解約した。
2027年に購入予定の銘柄
成長投資枠は年が変わるとリセットされる。来年の枠では以下を買う予定だ。
- 東京海上HD(保険・高配当):約72万円
- 商船三井(海運・高配当):約30万円
- 積水ハウス(建設・高配当):約32万円
年間配当シミュレーション(概算)
NISAで保有する高配当銘柄からの年間配当は、現時点で概算12万円前後になる見込みだ。通常なら約2.4万円が税金で引かれるところ、NISAなら全額手取りになる。月換算で約1万円の不労所得。大したことないように見えるが、来年以降も積み上げていけばじわじわ効いてくる。
まとめ
NISAは「何を買うか」よりも「どう使い切るか」の設計が大事だと今年実感した。成長投資枠とつみたて投資枠の役割を分けて、配当と成長をバランスよく組み合わせる。シンプルだけど、これが今の自分には一番しっくりくる方針だ。
来年の枠でどう動くか、また公開していく。