投資物件において、給湯器が壊れることなど数多く経験していたが、いざ当事者となるとちょっと焦った話を…。
昨日の夜、お風呂を沸かそうとしたら途中で止まった。もう一度試してもまた途中で止まる。おかしいと思ってお湯に手を入れたら冷たかった。キッチンでもシャンプードレッサーでもお湯が出ない。給湯器のリモコンを見ると「111」というエラーコードが表示されていた。私が住んでいる中古マンションなのだが、給湯器は12年が経過していた。10年が目安と言われているので、時期的には妥当だが、金額を考えるとぐっとくるものがある。
結果、修理業者を呼ぶ前に自分で試してみたら直ったので記録しておく。
我が家の給湯器
東京ガス×ノーリツのガス給湯暖房機、型番GTH-C2448AW3H-T-1。2014年製なのでざっと12年選手だ。設計上の標準使用期間は10年と書いてあるので、すでにオーバーしている。

エラーコード111とは何か
ノーリツの給湯器でエラーコード111が出た場合、「点火不良」を意味する。点火動作を行ったが、なんらかの原因で点火できなかった状態だ。原因としては以下が考えられる。
- 一時的な制御基板の誤作動
- ガスの供給が一時的に止まっていた
- 風や雨などの外的要因で点火できなかった
- 本当に部品が壊れている
最後以外であれば、リセットで直る可能性がある。
やったこと:電源リセットを4回繰り返す
屋外にある給湯器本体のコンセントを抜いて、3分待ってから挿し直す。これを繰り返した。

- 屋外にある給湯器本体のコンセントを抜く
- 3分待つ
- コンセントを挿し直す
- お湯が出るか確認する
1回目はダメだった。2回目もダメ。3回目もダメ。「これは本当に壊れたか…」と思いながら4回目を試したところ、エラーコードが消えてお湯が出るようになった。合計で約15〜20分かかったが、修理費用ゼロで解決した。
なぜ電源リセットで直るのか
給湯器の制御基板は小型のコンピューターのようなものだ。一時的なエラーや誤作動が起きると、それがメモリに残ったままになることがある。電源を完全に落として数分待つことで、メモリがリセットされて正常な状態に戻る。「電源を切って入れ直す」はパソコンやスマートフォンでもよくある対処法で、給湯器も同じ理屈だ。
ただし注意点もある
今回は運良く直ったが、以下の場合は業者に連絡した方がいい。
- 何度リセットしてもエラーが繰り返し出る
- ガス臭がする
- 異音や異臭がある
- 本体が10年以上経過している
修理vs交換——気になって調べてみた
今回は直ったものの、12年経過している給湯器がいつ完全に壊れてもおかしくない。今回実際にはお世話にならなかったが、修理しようにもまずは立ち合い費用がかかる。
- 点検・修理に来てもらう費用:約6,000円〜(出張費のみで部品交換は別途)
- 給湯器本体の交換費用:約27万円〜
製造から12年経過していると部品の在庫がない可能性もあり、修理対応が難しいケースも多い。そうなると選択肢は交換一択になる。
突発的な出費に備えるという発想
27万円というのは決して小さい金額ではない。しかも給湯器が壊れるのは大抵、寒い時期の朝や夜という最悪のタイミングだ。
不動産を持っていると、こういった突発的な設備交換費用がいつか必ず来る。給湯器に限らず、エアコン・洗面台・トイレ・外壁と、挙げていけばきりがない。毎月少額でも「設備交換積立」として別口座に積んでおく発想が大事だと改めて実感した。悩んだ結果、時期的にも限界と判断し入れ替えをするという判断になった。
まとめ
給湯器のエラーコード111が出たら、まず電源リセットを試す価値はある。手順は「コンセントを抜いて3分待って挿し直す」を繰り返すだけだ。
ただし今回の件で、12年という年数が頭に刻まれた。直ったとはいえ、いつ本当に壊れてもおかしくない。ある日突然その日はやってくるので、必要資金の重要性を改め思い知った。